トイレの交換

トイレも最近は暖房付きだけではなくお掃除しやすい形のものやウォシュレット付きのものなどが登場しています。

ご家庭でもウォシュレット付きのトイレにしている人も増えています。ウォシュレットの気持ちよさを知ってしまったらもうウォシュレットなしの生活には戻れなくなってしまいますよね。

最近人気があるのが節水トイレです。ウォシュレット付きだと特に水道代が気になってくるので節水トイレは魅力的です。

少ない水量でもパワフルに流せる工夫がされているので月々の水道代を節約することができます。

TOTOやINAXなどの人気メーカーの節水トイレがおすすめです。

ですが、通販番組などの無名メーカーの節水トイレだとトイレがつまりやすくなるという評判もありますので購入の際には注意してください。

節水や節約を謳っている商品は基本的には本体代金はお高くなっています。その金額を後々回収できると思ったら安い買い物なのでケチケチしないようにしましょうね。

和式から洋式トイレへの交換やバリアフリー化のためにトイレを交換したいといったばあいにもぴったりのトイレをみつけることができます。

車いすから便座に移りやすくなっていたり、便座が壁に寄せてあるので手すりにつかまりながら座りやすくなっているトイレなどがおすすめです。

 

洗面所のリフォーム

トイレにつづいて洗面所のリフォームについても紹介します。

洗面所のリフォームはトイレやキッチンに比べると後回しにされやすい場所です。しかし、洗面所は化粧室や脱衣所、洗濯をする家事のスペースとしてなど様々な役割を持っています。

家族全員が使う場所でもあるのでリフォームはとても重要です。

 

まず、化粧室としてのリフォームを考えてみましょう。

化粧室として使った場合には洗面所には小物がとても多くなります。吊り戸棚や奥行きの深い収納にしまうのは不便を感じるものばかりなので壁の厚みを利用した埋め込み収納庫をリフォームで作ってしまうと便利です。奥行きが10センチほどになりますので小物の出し入れがしやすく、しまってあるものをひと目で見渡すことができます。

 

Panasonicからでているミラーキャビネットは鏡を開くと収納スペースになっていて、そこで充電もできるようになっています。ドライヤーなどの家電もすっきり収納できてとっても便利です。

 

脱衣所では寒い冬に裸になったり濡れたままになることがあります。

ヒートショック現象の心配もありますのでお年寄りや体の弱い人がいる家庭では暖房を取り付けたほうがいいかもしれません。

また、床の素材もこだわって選びましょう。

脱衣所に足ふきマットがおいてあっても床に水滴が落ちたりぬれることがあります。築15年程度で床下が腐食してしまうことがあるようです。

タイルやクッションフロア、耐水フローリングやコルクなどの水に強い素材をおすすめします。

掃除のしやすさ

トイレの素材は掃除がしやすい、いつでも清潔に保っておけるようなものにしておくといいでしょう。

 

トイレで一番汚れやすい掃除がめんどくさいところはどこでしょう?

答えは便器のフチの裏側です。特に男性が使うと尿が跳ね返るので尿石が裏側に溜まってしまいます。

普通の洗剤では落とすことができないので余計に掃除に手間がかかります。

 

汚れがたまらないふちなしの便器もTOTOなど各種メーカーからでています。汚れがつきにくい素材が使われているのでごしごしこすらずにさっと拭き取るだけでもきれいに掃除ができます。

 

また、トイレの床には無塗装の湯解体や普通のフローリング材は不向きです。しみになったり変色してしまうためです。

強化ウレタンでコーティングされたコルク材やクッションフロアシートなどがおすすめです。トイレの床専用の大型タイルなどもあります。

 

壁には機能性壁材を使うのがいいでしょう。消臭や調湿機能があります。いつでもトイレの中で快適に過ごすことができます。

 

また、トイレの収納にも気を配りましょう。トイレ内には掃除用具やトイレットペーパー、衛生用品などをしまう収納スペースが必要です。室内に収納ボックスなどを置くとじゃまになってしまいます。システム収納や壁の厚みを利用した収納スペースを作ると、効率よくものがしまえます。

応接間として

トイレはちょっとした応接間の役割を持っていると考えてみるのもいいでしょう。

トイレはお客様にも使ってもらう機械が多い場所です。ちょっとしたお化粧直しをしたいと思う人もいるのでトイレには小さな手洗器と鏡、棚がついていると便利です。お化粧スペースとして使うことができます。

また、タオル掛けの位置は手を洗う場所からすぐ近い場所に取り付けておくことがポイントです。手洗器から遠いところにタオルがあると濡れた手から水滴が落ちて床などを濡らしてしまう可能性があります。

 

インテリアに凝りたい人は手洗器をガラス製の小さなものにしてみたり、壁紙を変えてみたり、照明に凝ってみたりするのもいいかもしれません。観葉植物をおいて緑を増やすと清潔感があり、目を楽しませてくれます。

 

一般家庭のトイレは大抵そう広くはありません。狭いトイレに大型の便器や大きな手洗器を取り付けてしまうと室内で身動きが取りづらくなってしまうことがあります。

家族が全員座ってトイレをしていても、お客さんで立ってトイレをする人がいるかもしれません。狭いトイレに大型便器が置かれていると男性は便器の前に立ってしづらくなります。

 

トイレの中に手洗い器を付けたい場合には壁埋め込みタイプにして壁から前にでないようにするとスペースの有効活用になります。

トイレまでの動線も考えて取り付け位置を決めるようにしましょう。

 

また、トイレに行く際にお客様に家族のプライベートゾーンが目に入らないようにする工夫も必要です。

リフォームのポイント

トイレのリフォームをするときに気をつけるべきポイントについて紹介します。

まず、トイレをリフォームするときには快適で、なおかつ安全な空間にすることを考えます。

トイレの中での過ごし方ももちろんですが、まず入るときにスムーズに動けるようにしなくてはなりません。

ご家庭にお年寄りがいて夜中トイレにいく回数が多いのであれば寝室の近くに新しくトイレを設置するのもいいですね。

最近増えているのが押し入れをトイレにリフォームしてしまうというものです。比較的お手軽にリフォームできてしまうのでおすすめです。

 

また、既成品のトイレ扉は廊下からの出入りを考えて幅が狭く作られていることが多いです。体の不自由な人やお年寄りにとっては出入りがしづらいと感じるかもしれません。

 

扉を大きくとるだけではなく、ドア前のスペースも広めにとっておくとこれから先、介護が必要になったとき、車いすで移動することになった時にも動きやすくなります。

また、敷居も段差がないほうが安心ですね。

寒い時期には暖房が使えるようにコンセントをつけておくのもポイントです。

人が入るたびに自動で換気扇がつくセンサーを取り付けている人も増えています。

 

トイレに手すりを取り付けている人も多いです。手すりがないために、転びそうになった時にトイレットペーパーの紙巻器を掴んでしまう、というお年寄りなどもいるそうです。紙巻器に体重をかけるとはずれてケガをしてしまう可能性があります。移動や座ったり立ったりするときにつかめる手すりをトイレに取り付けましょう。